ロイヤルスプーン
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お兄ちゃんの役目

次男が誕生してからもう3週間が経ちました。
それまでママを独占していた長男は、たまにちょっと寂しそうな顔をします。
まだまだ小さい赤ちゃんが家にいるので
家族でおでかけも出来ず、ママと話している途中でも、
赤ちゃんが泣くと、ママとの会話が止まってしまいます。
きっと寂しい思いをしているんだろうと、
「買い物にでも行ってくる?」とか、「サッカーする?」
などと、いろいろと長男が喜びそうな事を提案してみますが、
なかなかノッてきません。
ある時、「ちょっと弟を見てて、泣いたら教えてね」と
部屋を出ようとすると、「わかった!!」と
元気な返事が返ってきました。
もしかしたら、ママを取られて寂しかったのではなく、
自分の役目を家の中で見いだす事ができず、
寂しそうな顔をしていたのかも・・・。
今日もあえて「お兄ちゃんとしての役目」を頼んでみたら
ちょっと嬉しそうに頼もしい返事をしていました。
・・・だんだん大人になっていくんだなぁ。

ごちそうさまでした。を言う

先日、車の点検をしてもらっている間に、
車屋さんから歩いていけるラーメン屋さんに入りました。
そこははじめていくラーメン屋さんで、
時間が遅かったせいか、お客さんは私以外は常連さんらしき人が
お昼にもかかわらず、ビールを飲みながら新聞を読んでいました。
普通にラーメンを注文し、
手持ちぶさたで携帯をいじり、ラーメンが出てきたら
「いただきます」と言って食べ始めました。
・・・実はあんまりおいしくなかったです。
たまにはこんな事もあるさと、ラーメンを食べ終え
「ごちそうさま」と言って立ち上がりました。
帰り際、「ティッシュもらっていいですか?」と、
とりあえず一言ことわり、鼻をかんで、ゴミ箱が見あたらなかったので
「すんません、捨ててもらっていいですか・・・」とおばちゃんにゴミを渡しました。
「じゃあ、ごちそうさまでした。」と、
店を出ようとすると、カウンターの中からラーメンを作っていたおっちゃんが出て来て、「マナーのしっかりした方だねぇ、こんな人珍しいわ。」と私を見て言っています。
「はい?俺ですか?」と聞くと、
「ちゃんと『いただきます』言って食べて、『ごちそうさま』言って立ち上がるお客さんはウチじゃほとんどいないわ。」と笑って言いました。
実は私も、子供の頃からちゃんと言っていた訳ではなく
松本賢一という人物に会ってから、言うようになったんです。(正確には言うようにしたんです)
彼は、飲み会の席でもちゃんと乾杯の後、箸を持つと両手を合わせ、小さな声で「いただきます」と言います。
私にはその姿が凛としていて、とてもかっこよく見えました。
なので、実は密かにただの真似っこなんです。
・・・でも、褒められてちょっと嬉しい(照)

銀婚式のメッセージ

ロイヤルスプーンでは、ご希望の方にメッセージカードを付けて送っています。
ですから、毎日何かしらのお祝いのメッセージに触れる機会があるんですね。
いつもお客様の素敵なメッセージに触れる事ができて、幸せな気分になります。
中でもとても素敵なメッセージを贈られる方が多くいらっしゃる事には、
いつも感心させられ、また勉強になっています。
先日、銀婚式のプレゼントにと娘さんと息子さんの連名でのご注文をいただきました。
このお二人も、メッセージカードを希望されていましたので、いつものように印刷する為、準備をするために注文書に目をやると、あまりにも素敵な・・・というか、
今の私にはストライクすぎる内容で感動してしまいました。
(私にストライクでも何がどうという事はないんですけどね・・・すみません)
その内容は、
「二人の子供に生まれて幸せです」
これをもらう両親とはどんな方なんでしょうか。
きっと、すごく素敵な両親なんだろうと、勝手に想像してしまいました。
これはまさに【親冥利に尽きる】のではないでしょうか?
私も子供が大きくなったら、息子達にこのように思ってもらう事ができたら、
どれだけ幸せか・・・と考えてしまいました。

第二子の誕生を迎えて考える出産祝いについて(後編−2)

今回の事で、普段からお客様が出産祝いを贈るお手伝いをさせていただいてきた私ですが、新たに学んだ事が多くありました。
私自身、7年前に長男を授かりあの時もすごく心配して、すごく喜んで・・・とほとんど今回と同じだったと思います。そして、今回は2人目だからといって心配が減るわけでも、嬉しい気持ちが小さいという事も全くなく、初めて子供を授かったときと同じように大騒ぎをしてしまいました。
私はそれが少し恥ずかしく思い、歳をとってほとんどウチに来る事も無くなっていた親戚のばあちゃんが赤ちゃんの顔を見に来てくれた時に言いました。
「二人目らっけね・・・」(二人目だからね・・・)
なんとなく発した言葉でしたが、自分なりにいろいろな意味を含めた言葉でした。
しかし、ばあちゃんは言っていたのですが、
「次男とか関係ねえ。人が一人生まれて来たんだがんね祝ってやらんばだめらこてや。」
         (人が一人生まれて来たんだから祝ってあげなきゃでしょう)
私はこれこそ出産祝いの言葉だと思いました。
いえ、ただ私が深読みしすぎただけなのかもしれませんが、赤ちゃんがこの世に誕生し、初めて見る世界の人達が「あなたの誕生を歓迎するよ」と、迎え入れてくれるというなんともいえない安心感を感じる言葉でした。
出産祝いというのは、まさしくこの気持ちを伝える為のものであり、近くにいようと、離れていようと、生まれて来た赤ちゃんに対して「歓迎」する気持ちが一番重要であると感じました。
ロイヤルスプーンは、お祝いを贈るお客様の「おめでとう」の気持ちを大切に、それを当店に任せてくれたお客様の気持ちがちゃんと伝わるよう努力してきました。
そして私自身も刻印する名前を授かった赤ちゃんに対して「おめでとう」という気持ちが大切なんですよね。
ロイヤルスプーンは、君の誕生を歓迎しますよ!
生まれてきた赤ちゃんたちが大きくなって素敵な世界を創りだす事を期待しています。

第二子の誕生を迎えて考える出産祝いについて(後編−1)

長い長いつわりがはじまる頃、長男に「実は・・・」と赤ちゃんができた事を話しました。
長男はずっと弟か妹を欲しがっていたので、なぜか照れるようにニコニコと笑いながらただ黙っていました。
妻がつわりの間は、私と長男と二人でスーパーに買い物に行ったり、
休日も二人で過ごす事が多く、「ママ大好き」な長男にとって寂しい思いをしたはずでしたが、文句一つ言わず、いつもは言われなければやらない手伝いや、宿題なんかをテキパキとこなして、がんばっているようでした。
今月の出産の時は、それはもうあわてたものです。
私は長男の時に、出産に立ち会っており陣痛から出産までの流れを経験しているのにもかかわらず、朝の4時に妻が「おなかが痛い・・・」と言い出した時には、
飛び起き、寝起き数秒で無駄に慌ててしまいました(笑)
今回も出産に立ち会ったのですが、陣痛から出産までの長い時間にいろいろな事を考えたりするものだと思っていたのですが、(前回もいろいろ考えてたと思っていたのですが・・・)7年ぶりの出産というのもあって、とにかく無事に産まれてくる事だけを祈っていました。
祈ると言っても妻が苦しんでいる横で、手を合わせて事はできるはずもなく、
「俺は落ちついている・・・」という無言のアピールをしながら、ずっと黙って腰をさすっていました。
出産が近づくにつれ、どんどん苦しそうにする妻に対し、腰をさする以外にできる事はなく、他にできる事といえば、「俺は落ちついている・・・」という無言のアピールのみ。
分娩台の頭側に立ち、ただ妻の手を握っていました。
何度も「どうか・・・」とか「神様・・・」という言葉が頭に浮かんだのですが、なぜか頭にその言葉を思い浮かべるだけで涙があふれてしまいそうになり、急いでその言葉をかき消し、「大丈夫。大丈夫。・・・」と、自分に言い聞かせるように口していました。
次男が誕生したのはもう夜でした。
朝の4時に飛び起き、急いで病院に行き、産まれたのはもう9時をすぎていました。
赤ちゃんの姿を見たとたん、涙が溢れるものだと思っていたのですが、私の場合、妻への労いと尊敬の思いが溢れ、妻に抱かれる赤ちゃんをただただ安心して見つめていました。
赤ちゃんの誕生から数時間後、一度私だけ家に帰り入院の為の道具を取りに行くことになり、一人病院を出て車に乗り、エンジンをかけ真っ暗な道を走り出しました。
走り出したとたん、ずっと力の入っていた様子の肩から力が抜け、「はぁ〜・・・」と安堵の溜息と同時になぜか泣けてきました。
涙が出て来たのではなく、泣けてきたんです。
帰りにコンビニに寄って、遅い夕飯でも食べようと思っていたのですが、
コンビニまでには泣き止まず、というか泣き止めず、寄らないでまっすぐ家に帰りました。
続きはまた明日

第2子の誕生を迎えて考える出産祝いについて

我が家に二人目の子供が誕生しました。
長男の誕生から実に7年の時が経ち、
まわりから「そろそろ二人目?」というような声も聞こえなくなった頃でした。
長男誕生当初、夫婦で「2〜3歳離れたくらいで次の子供が欲しいよね」
などと話していたのですが、長男誕生後に私自身にいろいろな事が起こり
ついには「もう子供は無理なんじゃないか・・・」とまで思うようになっていました。
いろいろな事とはどのような事が起こったかというと、
私自身の病気でした。
ある日、健康診断の結果がよくなかったというので
病院に行くと、血液検査をした後結果が出るまで待つよう言われました。
平日の午前中の事で、午後には取引先に行くためにアポイントも取っていました。
しかし、血液検査の結果、病院の先生に言われた言葉は
「このまま入院していただきます!」でした。
家から車で2〜3分の距離にあるにも関わらず、
着替えを取りに帰る事すら許されず、家族を呼ぶように言われました。
自分では全く体調が悪いという意識もなく、症状もなくといった状態でしたので
ただただ驚いたものでした。
その後、2度にわたって入退院を繰り返し
今はすっかり良くなったのですが、退院の際に
「子供を作ろうと思っているなら、少し時間を空けた方がいい」と言われました。
その翌年には、仕事でも大きな変化がありました。
それは私自身も非常に大きな負担となるものでした。
数年後、病院で「もう大丈夫でしょう」と言われ
第二子ができる事をずっと待ち望んでいたのですが、
なかなかそう簡単にはできるものではありませんでした。
あまりに長い間、なかなか赤ちゃんができなかったので夫婦の間では
「赤ちゃんていうのは親を選んで産まれてくるっていうから、
私達はもう選ばれないのかもね・・・」なんていう話も出ていました。
長男も小さい頃は、兄弟のいる家に遊びに行くと
「いいなぁ〜弟がいて。」と言っていたのですが、
あまりに長い間赤ちゃんができず、
その理由さえはっきりと説明してあげられなかった為か、
いつの間にかそういう話をするのを控えているような態度を取るようになっていました。
実は私自身も「もうダメなのかも」と諦めかけていたのですが、
なんと今年赤ちゃんができている事がわかりました。
・・・まぁ、その、大喜びしてしまいました。
大喜びといっても、普通に笑って「そうか!そうか!」と喜んでいたのですが、
実は密かにものすごく気持ちを抑えていました。
もし、仮に感情を爆発させるほど喜んで
その後、万が一という事があった場合に妻がどのように思うかと思うと
あまり派手に喜ぶ事はできませんでしたが、
実は一人で車に乗る度に、涙が出るほど嬉しかったんです。
毎回、仕上がった銀のスプーンを工場に取りに行く時、
一人で車を運転しながら、ちょっとだけ感情を開放し、
家が近づくと気持ちを抑えて抑えて、涼しい顔をして帰っていました。
つづきはまた明日。

ずっと長い時間が経った後も

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当店で取り扱う銀のスプーンは、出産祝いのプレゼントとして
名前を刻印して贈る場合が多く、今まで多くの方に満足していただいてきました。
シルバー950の品位検定刻印の入ったこの銀のスプーンは、
出産祝いのプレゼントを贈られた赤ちゃんが大きくなり、
10年、20年と成長していき、いつか自分でもアクセサリーなど
シルバーや他の貴金属などに興味を持った時にもう一度喜んでもらえるように
この検定刻印の入ったものをオススメしています。
検定刻印が入っているか、入っていないかで販売価格は変わってしまいますが
いつか大きくなった後に、この刻印の意味がわかった時に、
「私が産まれたお祝いにと贈ってくれたスプーンは、本当に良い物だったんだな」
と、思って貰えたら・・・
自分が産まれた時に、家族がどれだけ喜んだか、
どれだけ大事に育てられてきたのかを感じるきっかけになればと思っています。

今週も登場!洋白銀食器(今回はフォーク)

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今週の「37歳で医者になった僕」では、
洋白銀食器のフォークが登場していました。
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しかも、今回はスプーンやフォークを入れる
専用の桐箱までばっちり映っていました。
嬉しいです。
洋白銀食器のスプーン、フォークセットはこちら

ドラマ「37歳で医者になった僕」に登場した洋白銀食器

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4月10日にスタートしたドラマ、
「37歳で医者になった僕」に、ロイヤルスプーンの
洋白銀食器が登場しました。
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番組最後に流れるエンドロールで、
ロイヤルスプーンのロゴがちゃんと表示されています。

名入れができる洋白銀食器カトラリーセット

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お客様から電話での要望が多くなってきている、
名入れのできるカトラリーセットを追加しました。
今までロイヤルスプーンでは本数の多いカトラリーセットは
あまりやっていなかったんです。
なぜかというと、燕市でカトラリーを作っているところは
定番商品として長い間同じデザインのものを作りつづけます。
業務用での取扱があるところは尚更です。
いつでも追加ができるように
いつでも交換ができるように
スプーンのデザインはそうコロコロと変わるものではないと思っていました。
なので私の中で勝手に、必要な時に
必要な分だけ「買い足せばいい」と思ってしまっていたんです。
なのでロイヤルスプーンでもバラ売りをメインにしていました。
しかし最近では輸入品のカトラリーも多くなり
1ロットだけ大量に販売してなくなったら終了にしたり、
ある期間だけ販売を継続してそれば終わったら生産終了
というようなものも増えてきたようです。
そうなると使っている人は大変ですよね。
後で家族が増えても、その人の分だけ違うモノを買わなければならない。
全てデザインを揃えようとすれば、また全部買い直さなければならない。
うちはいつも同じデザインのものを必要な時に買い足して、
キズが増えてボロボロになったらじいちゃんに磨いてもらって
ピカピカに直してもらっていました。
(この「磨く」というのが特殊な環境である事に気づくのに時間がかかりました)
私にとってカトラリーは、いつでも買い足す事ができて
一度買ってしまえば長く使えるというのが普通だと思っていたんです。
この洋白銀食器のカトラリーセットは、ずっとデザインを変えずに
作り続けられるカトラリーです。
いつでも買い足せます。
メンテナンスもできます。
そして名前を入れたり、好きな言葉を刻印する事ができます。
名入れができる洋白銀食器カトラリーセット販売開始です。

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