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第二子の誕生を迎えて考える出産祝いについて(後編−2)

今回の事で、普段からお客様が出産祝いを贈るお手伝いをさせていただいてきた私ですが、新たに学んだ事が多くありました。
私自身、7年前に長男を授かりあの時もすごく心配して、すごく喜んで・・・とほとんど今回と同じだったと思います。そして、今回は2人目だからといって心配が減るわけでも、嬉しい気持ちが小さいという事も全くなく、初めて子供を授かったときと同じように大騒ぎをしてしまいました。
私はそれが少し恥ずかしく思い、歳をとってほとんどウチに来る事も無くなっていた親戚のばあちゃんが赤ちゃんの顔を見に来てくれた時に言いました。
「二人目らっけね・・・」(二人目だからね・・・)
なんとなく発した言葉でしたが、自分なりにいろいろな意味を含めた言葉でした。
しかし、ばあちゃんは言っていたのですが、
「次男とか関係ねえ。人が一人生まれて来たんだがんね祝ってやらんばだめらこてや。」
         (人が一人生まれて来たんだから祝ってあげなきゃでしょう)
私はこれこそ出産祝いの言葉だと思いました。
いえ、ただ私が深読みしすぎただけなのかもしれませんが、赤ちゃんがこの世に誕生し、初めて見る世界の人達が「あなたの誕生を歓迎するよ」と、迎え入れてくれるというなんともいえない安心感を感じる言葉でした。
出産祝いというのは、まさしくこの気持ちを伝える為のものであり、近くにいようと、離れていようと、生まれて来た赤ちゃんに対して「歓迎」する気持ちが一番重要であると感じました。
ロイヤルスプーンは、お祝いを贈るお客様の「おめでとう」の気持ちを大切に、それを当店に任せてくれたお客様の気持ちがちゃんと伝わるよう努力してきました。
そして私自身も刻印する名前を授かった赤ちゃんに対して「おめでとう」という気持ちが大切なんですよね。
ロイヤルスプーンは、君の誕生を歓迎しますよ!
生まれてきた赤ちゃんたちが大きくなって素敵な世界を創りだす事を期待しています。

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