2007年3月28日

バランスの良い食事

私が食育の勉強を始めて通信教育を受けていることは前にお話しましたね。

その講座のテキストを読んでいると、今まで知っているようで知らなかったことがいっぱい出てきます。

例えば、いろいろな食材の持つ栄養素のこと、またその栄養素の働きなどなど・・・
いかに今まで無頓着に食事を作り、何の考えもなくそれを食べていたか、考えてみると恐ろしいくらいです。

夫婦ふたりの食卓でもそう感じるのですから、育ち盛りのお子さんをお持ちのお母様方はもっともっと栄養バランスの良い食事作りを心掛けたいものですね。

それから噛むと言うことは脳を活性化させる働きがあるということ、聞いてみればさもありなんと納得できるのですが、じゃあ実際に調理をする時にそれを考慮した食事作りが出来ているかどうかは疑問です。
子供が喜ぶ料理をざっと思い浮かべてみても、案外と柔らかい物が多く、噛み応えのあるお料理は数少ないのではないでしょうか?

子供達により良い食生活を送らせるためにも、毎日食事の用意をするお母様方がまずっその食生活を見直してみるのも大切なことかもしれませんね。

2007年3月22日

お手伝い

食育を考える時、お手伝いはとても大切な経験になります。

私どもが運営するネットショップ「やさしいキッチンツール」では子供用の調理器具が売れ筋商品になっております。
そしてお買い上げいただいたお客様から子供さんと一緒にたのしくお料理をしたこととか、子供さんがお手伝いを進んでやってくれるようになったとか、いろいろな嬉しいお便りをいっぱいいただきます。

お手伝いの効用は多岐にわたります。

いろいろな食材の名前や形状を知ったり、それがどのような働きをするのかを考えたり、お料理の仕方を覚えたり、道具の使い方を学習したり・・・
そして何よりも、自分が一生懸命作ったお料理は残さず食べれるようにもなります。

嫌いなものも自分で作ることによって食べられるようにもなったりします。

「子供がお手伝いをしたがるのですが、危なっかしくて見ていられないものですから・・・」と子供達の意欲を削いでしまっている場合もあります。

子供の使い易い道具を使って、お母さんも一緒にその使い方を教えていけばある程度の危険は避けることが出来ると思います。

また小さな怪我は大きな怪我の予防薬と言う言葉もあります。

さあ、お子さんと一緒に簡単なお料理にチャレンジしてみませんか?

先日、「やさしいキッチンツール」で包丁とお玉、ナイロンターナーをお買い上げくださったお母様は早速子供さんとホットケーキを作ってみられたそうです。
その時の子供さんの楽しそうな様子をメールでお知らせしてくださいました。

きっとそのお子さんにとって、そのホットケーキの味は何物にも変えがたい美味しいものだったに違いありません。

ほのぼのとした親子の情景が垣間見られたようで、私の気持ちもほっこりと温かくなりました。

2007年3月20日

6つの「こ食」

こうして曲りなりにもブログで食育のことを語るには、自分自身がもっと勉強しなくちゃあ…と思いまして、現在、食育について通信教育を受けております。

その通信教育の教材、テキストの中で医学博士の服部幸應先生がとても考えさせられる文章を載せていらっしゃいますので、ちょっとご紹介します。

  いまの食生活で問題になっているのが、6つの「こ食」です。
  ひとりで食べる「弧食」、
  それぞれが好きなものを食べる「個食」、
  決まったものしか食べない「固食」、
  粉物ばかり食べる「粉食」、
  食べる量が少ない「小食」、
  調理済み食品など味の濃いものばかりの「濃食」です。

更に服部先生は続けます。

  家族の食卓は、子供の健やかな体の成長を育むだけでなく、
  人間形成のためのかけがえのない「しつけの場」でもあるのです。
  そしてその土台となるのが、まさに「食育」なのです。

これを読んで「うーん」とうなってしまいました。
さすが服部先生、的を得たことをおっしゃっている。

家族の食卓はただ単に食事をするためだけの場ではないのですね。
子供達の体と心を育てる大事な教育の場なんですね。

そう考えると、毎日の食事の時間をもっともっとお大切にしていかなければ…と思うのです。
毎日の食事が子供達の人格を育てると言っても過言ではないのですね。

2007年3月17日

野菜を育てる

これから温かくなって来ると、ホームセンターなどに春蒔きの花や野菜の種、苗などが並びます。
何となくウキウキする季節でもあります。

お子さんと一緒に簡単な野菜の栽培をしてみませんか?
プランターにでも育てられる野菜はいっぱいあります。

私の息子は小さい頃、ほんとうに偏食がひどくて食べられる野菜はほとんどありませんでした。
でも保育園でラディッシュを育てて、それをサラダにして食べたんですって。
あの野菜嫌いの息子が・・・

その感激が忘れられず、家でもラディッシュを育てることにしました。
家にはおばあちゃんの作っている畑もいっぱいあるというのに、わざわざ保育園と同じにプランターで育てたんですよ。

ラディッシュは成長が早いので、種を撒いてから比較的早く食べることが出来るというのも、子供が野菜作りを体験するものとしては格好のものかもしれませんね。

自分で育てた野菜を自らの手で収穫し、食べる。
どんなご馳走よりも格別に美味しかったことと思います。

そういえば私も、おばあちゃんに手ほどきを受けながら、茄子やきゅうりを育てたことがあります。
きゅうりはちょっとでも収穫が遅れると、とんでもなく大きくなってババきゅうりと呼ばれるくらい味も格好も悪くなってしまいます。

おばあちゃんが作ったきゅうりはババになるとすぐに捨ててしまったものですが、自分で育てたきゅうりとなるといくらババでカッコ悪いからと言って、おいそれとは捨てられません。

乱切りにして、ひき肉と一緒にごま油で炒めたり、みそ汁の具に入れたりもしました。

実際に自分で野菜を育てたことによって、野菜ができるまでにはたいへんな手間暇が掛かることを知ったから捨てることが出来なかったのですね。

大人の私でさえそうでした。
知識として知っているのと、実際に体験して体で感じるのとではまるで違うのです。

私は子供達には、どんな形にせよ是非一度は自分自身の手で野菜を育てる経験をして欲しいな…と思っています。
食べ物のありがたさ、また食べ物本来の美味しさがわかる素晴らしい食育となるでしょうから。

2007年3月13日

茶のみ話

茶飲み話の話題は若い嫁は姑のくどき話、そして姑のそれは嫁の愚痴と相場は決まっています。

先日、姑年代の人たちの茶飲み話で笑うに笑えない話を聞きました。

「うちの嫁に米を研いでくれって言うたら、それって何ですか?だって。
だっけ米を研ぐって、米を洗うことらこてねって教えたら、うちの嫁は米に洗剤入れて洗い始めてね・・・」
この話を聞いて、皆、口をあんぐり。

「なにね、米を洗剤で洗ったってかね。」
「ほんね、たまげたて。(ほんとうにびっくりしました)」

これ笑い話でもなんでもなく、本当にあった話なのです。

私たちの育った時代は、子供でも皆、家の手伝いをするのが当たり前でした。
ですから、いちいち米はこうやって研ぐ物だなんて教えられなくても、自然にそれが身についていったのです。

でも電化製品の普及で家事の手間がグンと省け、またお手伝いをする時間があったら勉強にその時間を当ててもらいたいというような風潮もあって、子供が家の手伝いをすることが随分少なくなりました。

そのようなお手伝いの経験を持たない子供が大きくなり、お嫁に行ったり家庭を持ったりしたときに、笑うに笑えないような出来事がいっぱい出てきました。

お手伝いって、とっても大切なものだと思いませんか?

お手伝いを通して、家事のやり方や方法だけでなく、食べ物の扱い方や食べ物の大切さなどいろいろ学ぶべき物は多かったと思います。

食に対する知識が何も無い人が、子供達の食事を作る…考えてみるとちょっと怖い気がします。

きょうは若い人にとってはちょっと耳の痛い話だったかもしれませんが、自分達の培ってきた経験を次の世代に伝えて行くって、とっても大切なことだと思います。

もう一度、お手伝いの重要性を考えてみませんか?
それがとりもなおさず、食育にもつながっていくことだと思うから。

お手伝いをすることによって、いろいろな経験を積むことができるのです。
どんな花嫁修業よりも大切なものが学べるのです。

2007年3月 7日

保育園での食育

食育の大切さが盛んに言われ、今は家庭でもそして学校教育の場でもカリキュラムの中に食育が組み込まれています。

保育園などでも保育士さん調理師さんたちが様々な形で食育に取り組んでいます。

私どもの住む地域の保育園でも、子供達に食べ物のこと栄養のことなどを知ってもらうため、玄関に大きな絵が貼ってありました。

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食べ物の働きを理解させるため、ゲーム形式に「ほうれん草は何色?」とか「お魚は赤だね。」というように考えさせているとのことでした。

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この絵に子供達は随分興味があるらしく「あのね、食べたのがウンチになるんだって。」と私の手を引いて教えてくれます。

家庭のみならず、地域や保育園、学校でこのような様々な取り組みをすることによって、食の大切さを知り、食生活の改善につなげていくことが出来るのだと痛感しました。

子供は砂が水を吸うがごとくに、いろいろな知識を身につけていくので、より良い学習の場を与えていかなければなりませんね。