2007年1月18日

偏食について考える

「食育」の範疇にはどんな事柄が含まれるのだろう…と考えた時、はずすことの出来ない問題が「偏食」だと思います。

私も長男がすごい偏食で、ずいぶん悩まされました。
大人になって、食べれる物が随分増えたようですが、それでも食べられないものが数多くあります。

長男の他にも私の周囲には偏食の人がびっくりするほど大勢います。

皆で一緒に食事に行っても、「あれも食べられない、これも食べられない・・・」と言っていると、すごく我儘な感じがするし、一緒に食事に行っても楽しくありません。

何よりも食べる楽しみをいっぱい失っているのですから、本人が一番気の毒です。

偏食の母親に育てられた子供はどうしても偏食になりやすくなります。
だって、母親は自分の嫌いなものは積極的に食卓には並べないでしょうから。

超がつくほどひどい偏食の人からこんな話を聞いたことがあります。

その人は肉も魚もハムも蒲鉾もそれから野菜のあれもこれも・・・みーんな食べられません。
食べられる物を数えた方が早いくらいです。

その人の作るカレーはお肉ではなく自分の食べられる海老やイカ、帆立貝などを入れて今で言うところのシーフードカレーを作っていました。

その人の息子が小学校にあがり、給食にカレーが出た時に「おかあさん、学校のカレーにお肉が入っていたよ。」とびっくりしたように話したそうです。

それを聞いた時、その人は「ああ、これじゃいけない!!」と思ったそうです。

それからそこの家でもカレーの中に肉が入るようになったと言うことです。

でも勿論、その人はお肉は食べられませんので、肉を入れる前に別鍋に自分の分だけ取り分けるそうです。

お肉を焼いたり、魚を煮たりする時は触るのも気持ち悪いので、手袋をはめて料理をするそうです。

これじゃ、美味しい物は作れませんよね。

子供が何でも美味しく食べれるように育てるためには、親が偏食をせず、何でもおいしそうに食べると言うことが一番効果のある「食育」だと思いませんか?

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