ロイヤルスプーン

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2008.01.31

もっと手軽にお寿司を

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せがれが小さい頃、私は保育園にお勤めしていましたので、義母がせがれの面倒を見てくれていました。
義母はせがれを溺愛しておりましたので、せがれが食べたいものは手間暇惜しまず、何でも作ってくれました。
「ばあちゃん、ハンバーグが食べたい!」と言えばハンバーグを、「カレーが食べたい!」と言えばすぐにカレーを作ってくれていました。
なかでもせがれの好物は、ばあちゃんの作る海苔巻きと赤飯。
海苔巻きも赤飯も、お祭りなどの特別な日に食べたものでしたが、せがれが「海苔巻き食べたい。」と言った日には、それが普通の何でも無い日でも、海苔巻きが食卓に並びました。
そんな義母が11年前に、脳出血のために倒れ、寝たきりの生活になってしまいました。
せがれのショックたるや、たいへんなもので、ただひたすらばあちゃんの枕元にはらはら涙を流しながら、突っ立っておりました。
義母が倒れて何年か経ったとき、せがれがポツンと言いました。
「もう、家では手作りの海苔巻きも赤飯も食べらんないんだね。」と。
それを聞いた時、私の胸はほろ苦い思いでいっぱいになりました。
だって、だって、私は不器用でいくら義母に教えてもらっても、上手に巻き寿司が作れなかったんですから。
どんなにせがれに所望されても、手作りの海苔巻きも赤飯も作れない・・・と。
そんなせがれの思いや私の苦悩を見て、主人がとっても良い物を作ってくれました。
スリムにポンと太巻き寿司がポン、それに中巻き寿司がポンです。
主人はずっと台所用品や厨房用品などの製造をする会社をやっていた人ですから、調理を便利にする道具には人一倍の関心を持っていたのです。
試行錯誤の結果生まれたこの商品を使って、初めてお寿司を作った時、手前味噌かもしれませんが、感激しました。
「せがれ、今度はママが海苔巻きを作ってやるからね。ばあちゃんに負けないくらい上手に作ってやるからね。」
「うん、でもやっぱりばあちゃんの寿司のほうがうんめぇ。」と相変わらず、憎まれ口をたたくせがれでしたが、内心は嬉しかったんじゃないかと、密かに思っています。
あれ以来、我が家の食卓にはよく巻き寿司が並びます。
不器用な主婦でも悩む必要は無いんですね。
だって、便利な道具はいっぱいあるんですもの。
もうじき節分も近いことだし、今年は皆さんもご自分で恵方巻きを作ってみませんか?
腕に自信の無い方は是非やさしいキッチンツールの中巻き寿司がポンで作ってみてください。
いっぱい食べる自信のある人は、もちろん太巻き寿司がポンを使った、具たくさんの恵方巻きを作ってくださいね。

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こんにちは
>せがれの好物は、ばあちゃんの作る海苔巻きと赤飯。 
  せがれさんとおばあちゃんとの温かい関係は
 彼のブログから伺うことができます
  彼はみかけによらず繊細で、やさしいから
 身内の不幸がわがことのように思えるのでしょうね
>そんなせがれの思いや私の苦悩を見て、主人がとっても良い物を作ってくれました
 発明の背景に事情ありですね
 あのときの晶子さんの執念が良く分かりました
 ネットでも売れてよかったです
暫くお会いできていないですが、せがれさんに宜しくお伝えくださいね

加藤先生
せがれは母親の私に対しては、すごく辛らつで小憎らしいのですが、何故か年寄りと子供にはベタベタに優しいのです。
せがれも忙しく、毎日バタバタしておりますが、2月に先生とお会いできるのを楽しみにしております。
もちろん、私もとっても楽しみにしていますよ。

こんにちはっ!
「太巻き寿司がポン」「中巻き寿司がポン」両方とも
とっても便利ですよね。
料理の苦手な私には、ぴったりで愛用してます!(^^)!
先日も、お弁当に「中巻き寿司がポン」で海苔巻きを
作ったら、大好評でした♪
手巻き寿司ようの海苔で作れるので、巻きやすいですね。

晶子さん素敵なお話ですね。
私も以前購入させて頂きました。知り合いに差し上げたのですが大喜びして下さいました。何でも子供さんと一諸に作っているそうです。
簡単に綺麗に仕上がりますね。

こんばんは
せがれさんが、人や生き物を写真で撮る時にとっても優しく
撮れるのは、せがれさんがいっぱいの愛情をもらって育った
おかげだったのですね。
中巻き寿司がポンと太巻き寿司がポンの誕生は息子さんを
思う親の愛情から生まれたものなのですね。
おばあちゃんのお寿司、晶子さんのお寿司、せがれさん
幸せものですね。

晶子さん、風邪の具合は、いかがですか。
おばあちゃんと、せがれさんの海苔巻きと、赤飯の話、いいお話ですね。じっくり読んでしまいました。
今度は、晶子さんが、お孫さん達と、思い出を作る番ですね。
私も今度の休みに、子ども達に、海苔巻きを作ってあげることにします。

ツジワッチさん
やさしいキッチンツールの商品をご愛用いただけて、ほんとうに嬉しいです。
我が家は、おかずの無いとき、特に朝食や昼食にお寿司を作ります。
おかずが少なくても、食が進むので、とっても助かります。

読んでいたらなんだか泣けてきちゃいました。
せがれさんが小さい頃
お勤めで忙しかった晶子さん。
ちょっとあつかましいですけど自分と重ねて読んでしまいました。
私も上手に巻きものできません。(他もできませんけど・・・)
その時の晶子さんの気持ちや
それをくんで商品を開発してくれた旦那さんの気持ち、
おばあちゃんが倒れられたときのせがれさんの気持ち
そしでおばあさんの気持ち。
なんだかいろいろ感じてうるうるきちゃいました。。。

子豚のママさん
ママさんのご家族のように皆仲良しでほんわかした家庭が私の理想とするところです。
でも、私と息子はお互いの強烈な個性がぶつかり合って喧嘩になることも度々です。
そんな私たちを見て、義母は「親子らがんね、いっくらでも喧嘩せばいいこてや。(親子だから、いくらでも喧嘩してもいいでしょう)」と言って笑っていました。

お菓子処東京堂のどらさん
過保護はいけないことだと言われていました。
また年寄りっ子は3文安とも言われていました。
でも、仕事で忙しい両親に代わって、たっぷりの無償の愛情を注いでくれる存在は、非常にありがたいものです。
どらさんのように言ってもらえると、本当に嬉しいです。

妻のテラスさん
この間はご心配をお掛けしました。
数日前から鼻かぜを引いていたのですが、あの日はちょっと寒気がするな・・・と大事をとったのです。
普段の私なら、なんとも無いのですが、今は生まれたばかりの赤ん坊がいるので、自分自身の健康にも注意を払っています。
まだ免疫があるとは言っても、風邪など移したらたいへんでしょ?
今は孫が第一の健康的な生活を送っています。

アイス屋ひとみさん
小さな子供を抱えて、仕事をすると言うのは、たいへんなことがいっぱいです。
ひとみさんは、今まさにそんな時代を過ごしているんですね。
せがれが小学校へ入っても、勤めの関係で時間がとれず、せがれの学校行事に参加できなかったこと、それをせがれが納得してくれなかったこと、担任の先生の心遣いなどなど、今考えても涙が出てくる思い出はいっぱいです。
ひとみさん、母は逞しくなくちゃ・・・
これからもいろいろなことを子供と一緒に乗り越え、母として成長していってください。
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 生意気なこと言って、スミマセン!!