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ごちそうさまでした。を言う

先日、車の点検をしてもらっている間に、
車屋さんから歩いていけるラーメン屋さんに入りました。
そこははじめていくラーメン屋さんで、
時間が遅かったせいか、お客さんは私以外は常連さんらしき人が
お昼にもかかわらず、ビールを飲みながら新聞を読んでいました。
普通にラーメンを注文し、
手持ちぶさたで携帯をいじり、ラーメンが出てきたら
「いただきます」と言って食べ始めました。
・・・実はあんまりおいしくなかったです。
たまにはこんな事もあるさと、ラーメンを食べ終え
「ごちそうさま」と言って立ち上がりました。
帰り際、「ティッシュもらっていいですか?」と、
とりあえず一言ことわり、鼻をかんで、ゴミ箱が見あたらなかったので
「すんません、捨ててもらっていいですか・・・」とおばちゃんにゴミを渡しました。
「じゃあ、ごちそうさまでした。」と、
店を出ようとすると、カウンターの中からラーメンを作っていたおっちゃんが出て来て、「マナーのしっかりした方だねぇ、こんな人珍しいわ。」と私を見て言っています。
「はい?俺ですか?」と聞くと、
「ちゃんと『いただきます』言って食べて、『ごちそうさま』言って立ち上がるお客さんはウチじゃほとんどいないわ。」と笑って言いました。
実は私も、子供の頃からちゃんと言っていた訳ではなく
松本賢一という人物に会ってから、言うようになったんです。(正確には言うようにしたんです)
彼は、飲み会の席でもちゃんと乾杯の後、箸を持つと両手を合わせ、小さな声で「いただきます」と言います。
私にはその姿が凛としていて、とてもかっこよく見えました。
なので、実は密かにただの真似っこなんです。
・・・でも、褒められてちょっと嬉しい(照)

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