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赤ちゃんの銀スプーンにまつわる言い伝え


赤ちゃんに贈る銀スプーンの言い伝え

赤ちゃんに贈る銀のスプーンには、古くからの言い伝えにより縁起物であったり、富の象徴といった「赤ちゃんの幸せを願う」という意味があります。その言い伝えというのは、「Born with a silver spoon in one’s mouth」というもので、赤ちゃんにとって銀スプーンというのは、特別な意味を持ったものなのです。

銀は古くから価値の尺度とされてきた

銀は、古代エジプトでは紀元前1295-1069年頃にはすでに価値の尺度として使われていました。最古と言われる硬貨であるエレクトラム(金と銀の合金)製の硬貨は紀元前7世紀に作られたものでした。

このように、銀という金属そのものが価値のあるものであり、その銀で作られたものはすべて非常に高価であった為、誰もが手に入れる事ができる訳ではなかった為、「銀のスプーンをくわえて生まれた赤ちゃんは幸せになれる」という言い伝えは、「銀のスプーンがあるような裕福な家庭に生まれた赤ちゃんは幸せだ」と言い換える事もできるでしょう。

財産として残した銀のスプーン

また銀のスプーンは、今のように一定のデザインのものが多く流通していた訳ではなく、最初の頃は王族や貴族が銀を扱う職人に紋章などを入れた特別なものを作らせていました。そしてその銀のスプーンをはじめ、紋章の入った銀食器、銀器などを財産として長い間、受け継いできているのです。

その流れが一般市民にも広がって、財産としての銀のスプーンを自分の子どもに残そうとして、銀のスプーンがあるような裕福な家庭にしようとして、言い伝えにあるよう銀のスプーンを贈るようになったのではないでしょうか。

赤ちゃんの幸せを願って贈った銀のスプーン

言い伝えのように、「赤ちゃんに幸せになって欲しい」と、銀のスプーンが贈られます。
親は赤ちゃんが生まれた時から、自分よりも自分の子供の幸せを願うようになってしまうものです。当時は今よりも生産に時間がかかったでしょうし、高価だったと思いますが、それでも赤ちゃんの為にと、銀のスプーンを贈ったのではないでしょうか。

贈る際は、言い伝えも先様に伝えましょう

銀のスプーンを贈る際は、お相手に言い伝えの内容も伝えてあげましょう。また、それと同時に赤ちゃんに贈る銀のスプーンは古くから伝わるように、品物もしっかりしたものを選びましょう。
銀は純度の高いものを、造幣局の検定刻印が入っているものを選ぶなど、縁起物であるが故に意識したいポイントがたくさんあります。くわしい銀のスプーンの選び方については、こちらの「本当に喜んでもらえる銀のスプーンの選び方」を参考にしてください。

出産祝いに贈る赤ちゃんの銀のスプーン

赤ちゃん誕生の記念に、出産祝いに贈って喜ばれる銀のスプーンです。
名入れはもちろん、生年月日などの誕生の記録だけでなく、メッセージや両親の名前など様々な刻印方法をお選びいただけます。
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